製品属性(仕様)
| 登録 番号 | |||
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| 製品 分類 | カバー・フレーム・架台 | 業界 | 重工業(船舶・プラント・製鉄) |
| 材質 | アングル鋼:L6 x 75 / エキスパンドメタル | サイズ | H1,000 x W2,500 x D900 |
| 板厚 | t=6.0 | 工程 | アイアンワーカー、シャーリング、半自動溶接、溶融亜鉛メッキ |
製品画像(様子)
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特徴
本製品は、「板金溶接・製缶加工.COM」にて製作を行いました、屋外および沿岸部での使用を想定した製缶溶接フレームです。この中厚板を使用した製缶溶接フレームは、海辺に近い屋外環境で使用されるため、潮風による錆の発生を防ぐ目的で溶融亜鉛メッキ処理を施しています。また、保管時のスペース効率を考慮し、製品自体を多段積み(スタッキング)できる脚部構造を採用しました。設計規格に基づき、材料の切断から溶接、表面処理まで一貫して対応した事例です。
【加工のポイント】
沿岸部の過酷な環境に耐える「溶融亜鉛メッキ(HDZ)」 海風が当たる屋外環境では、一般的な塗装では早期に錆が発生し、強度が低下するリスクがあります。本製品では、防錆性能に優れた「溶融亜鉛メッキ(通称:ドブ漬け)」を採用。 亜鉛の犠牲防食作用により、鉄素地を保護します。弊社では、メッキ工程における「メッキ液の流入・排出性」や「空気抜き」を考慮した設計段階からのご提案も可能で、メッキ不良(不メッキや爆発)を防ぐ高品質なモノづくりを行っています。
使用するフレーム材料はアングル材とエキスパンドメタルであり、アングル材はアイアンワーカーによる切断加工、エキスパンドメタルはシャーリングによって切断されています。さらに、この製缶溶接フレームの脚部は、複数のフレームを重ねて保管・使用できるよう、複数の段積みができるような構造としています。
物流効率と安全性を高める「段積み(スタッキング)構造」 本フレームの脚部は、同製品を複数重ねても崩れないよう、嵌合(かんごう)性を持たせた特殊な形状で製作しています。 重量物を入れた状態でも安定して段積みが可能なため、保管スペースの有効活用に貢献します。こうした機能性を持たせた脚部パーツの製作においても、正確な製缶技術により、スムーズなスタッキングを実現しています。





















