製品属性(仕様)
| 登録 番号 | |||
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| 製品 分類 | 設備部品 | 業界 | 重工業(船舶・プラント・製鉄) |
| 材質 | SS400 | サイズ | H50 x W600 x D400 |
| 板厚 | t=6.0 | 工程 | レーザー、曲げ、ナット溶接 |
製品画像(様子)
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特徴
本製品は、「板金溶接・製缶加工.COM」にて製作を行いました、プラント設備部品として使用されるSS400製の板金加工品です。 レーザー加工機による外形切断、プレスブレーキによる曲げ加工に加え、組付用のナット溶接を施しています。
本製品の最大の特徴は、使用時に上向きとなる「広い平面エリア」の平面度(フラットネス)が厳しく求められる点にあります。溶接工程を含む加工において、いかに熱歪みを抑え、高い平坦性を維持するかが品質の鍵となりました。
【加工のポイント】
溶接、特に点在するナットの溶接は、局所的な入熱により母材が収縮し、製品全体に「反り」や「歪み」を引き起こす最大の要因となります。特に平面度が機能に直結する本製品のような場合、わずかな歪みも許されません。 弊社では、溶接時の入熱量を管理するとともに、必要に応じて適切な拘束治具を使用することで、熱影響による変形を最小限に抑えています。また、必要に応じて溶接後に歪み取り(矯正)の工程を経ることで、指定の平面度公差をクリアしています。
SS400材の加工において、最初の工程であるレーザー切断の精度は、最終的な曲げ寸法や穴位置精度に直結します。 クリーンな切断面を実現するレーザー加工により、後工程での仕上げ工数を削減。さらに、板厚や材料ロットごとの特性を見極めたプレスブレーキ加工により、直角精度を安定させ、両サイドの立ち上がり寸法を正確に仕上げています。
プラント設備部品としての品質管理 プラント設備で使用される部品は、現場での組立性や長期的な耐久性が求められます。ナットの溶接強度不足や位置ズレは現場でのトラブルに繋がるため、確実な溶け込みと位置精度を保証しています。





















