製品属性(仕様)

製品画像(様子)

特徴

板金溶接・製缶加工.COMが製作いたしましたのは、新規キュービクル入れ替えに伴いお客様よりご発注いただいたH形鋼製の基礎架台です。お客様からご提供いただいた詳細な図面に基づき製作を進めました。

本製品の加工における最大のポイントは、まずH形鋼という構造材に対する高精度な切断と穴あけ加工です。特に、キュービクル本体との固定に用いる長穴（長孔）の加工には、これは、現地でのスムーズな据え付けと、将来的な調整代を確保するためにその位置と寸法精度が要求されます。
さらに、屋外に設置されるキュービクルの基礎架台として、長期的な防錆性能の確保が重要となります。このため、H形鋼の切断および穴あけ加工が完了した後、全面に溶融亜鉛めっき（どぶ漬けめっき）を施しました。溶融亜鉛めっきは、素材表面に均一かつ強固な亜鉛層を形成することで、優れた耐食性を発揮し、厳しい外部環境下においても製品の寿命を大幅に延ばします。

めっき処理後には、最終的な品質確認として、仮組みを実施し、全ての穴位置関係や全体の寸法精度について検査を行いました。